貧乏時代は私の財産‐0円から再スタートする

貧乏時代は私の財産‐0円から再スタートする

高校時代から両親と不仲で、高校卒業後まもなく、東京で働くという友達についていくというとても安易な考えで家出をしました。

 

 

 

当時貯金も10万円ほどしかなく、家を借りることもできず、もちろん仕事もないままに出てきているので、本当に0からのスタートでした。

 

 

とはいえ10万円では何もできないため、一緒に上京した友達が親からもらった100万円を半分貸してもらう形で一緒に8畳ワンルームの家を借り、仕事を見つけてようやく生活が始められました。そう考えるとマイナスからのスタートですね。

 

借金返済

 

 

 

結果的に言うとまずはなんでも最低ラインからのスタートになる。リスクとリターンを考慮したときに何を優先順位として高めていくかが重要だと思う。

 

 

私の感覚で言うと借金返済も同じに近いのだ。

 

 

 

その後のリカバリー方法は自分次第でもあるし、結局のところ今までやってきたことは何も無駄にはならないのだ。

 

 

おうちを借りるための費用に、家電を揃えたりと、生活を始めるだけで、友人から借りたお金もすぐになくなっていき、とにかく生活するために高時給で日払いの仕事を探しては二人で朝から晩まで働きました。わずかにお金に余裕ができたところで、居酒屋でのアルバイトをはじめ、週6で夕方から深夜まで働かせてもらいました。

 

 

 

かなりきつかったですが、友人に借りた50万は一年で返済し、さらに一年後には別々に暮らして自立しようという目標を決めていました。そして、その後もお金を貯めてエステやブライダル関係の勉強をするため、学校にも通いたかったのでとにかく必死でした。

 

 

 

その後は、居酒屋の仕事だけでは目標を達成するのに時間がかかりすぎると思い、昼間にランチの仕事も始めました。

 

 

 

親のことは絶対に頼りたくないという思いが強く、目標を達成すべくとにかく寝る時間も惜しんで働きました。

 

 

 

食事は朝ごはんは食べず、お昼はランチのバイト先、夕ご飯は居酒屋のバイト先で賄いをいただきました。週に一回の休日以外は食費のかからない生活でとても助かりました。

 

 

一年後、友人に無事50万円を返済し、小さいアパートを借りて、一人暮らしをスタートすることができました。

 

 

その後も、学校に通うための貯金をするために、同じ生活を続けました。

 

 

途中ストレスからかメンタル面の病にかかってしまったりして、何度もあきらめてしまいそうになりましたが、周りの友人などに支えられ、乗り越えて行きたかった学校へも入れました。

 

 

結果、ブライダル関係の仕事に実際につくことができ、充実した生活を送ることができるようになりました。

 

 

 

とにかく働き詰めの貧乏生活を4年ほど送りましたが、なかなか経験できないことも経験でき、たくさんの素敵な出会いがあったことを思うと苦しい思い出より楽しい思い出が多く、今までの人生で一番濃い大切な時期だったと思います。

 

 

満ち足りた生活が招いた借金生活

 

 

大学卒業後、すぐに会社勤めをして暮らしていました。その当時の給料は手取りで15万円くらいでしたが、社員寮に住んでいたので家賃は激安。

 

 

 

しかも水道代や光熱費まで家賃に含まれていたので、生活費の負担は極端に少ないと言えます。

 

 

 

なのになぜお金に困ったのかというと、あまりに生活費の負担が少ない環境に身を投じていたあまり、金銭感覚が麻痺して欲しい物を欲望のままに買って、散財してしまったというわけです。

 

 

 

若い頃の満ち足りた環境って、ある意味毒になったりします。若い頃の苦労は買ってでもしろなんてよく言ったもんですよ。今では身に染みてわかりました。

 

 

 

 

 

 

僕がなににお金を使ったかというと、主に飲み代とギャンブルです。ギャンブルは競馬やパチンコ程度ですが、飲み屋にはほぼ毎日繰り出していました。寮に門限はあったし、その制約はきっちり守っていたのですが、高級なバーなんかに行くとまるで湯水のごとく浪費してしまうんです。

 

 

 

そういうわけで僕はいつしか社員寮の家賃や食費にすら困窮する有様に陥りました。

 

 

 

で、どうしたか。消費者金融で借りましたよ。支払いのためにすぐに借りなければならなかったので、インターネットで申し込んで、駅前の自動契約機に駆け込みました。

 

 

 

僕は金融会社からお金を借りるのは抵抗がありました。しかしその会社は30日間無利息(初回だけ)のサービスを行っていたので「まあ、30日以内に返せば実質タダで借りられるんだし、良いか」なんて軽いノリで借りてしまいました。

 

 

 

一ヶ月以内に返せるアテがあるわけでもないのにです。

 

 

案の定返せず、その後は重い利息に苦しむ生活に突入しました。

 

 

 

痛い目見たというのに浪費癖が治らず、常にお財布ピンチの状態が続きます。僕は返済を最低額の4000円で行っていました。

 

 

返済期間が長引けばそれだけ利息がかさむと知っていたのに、つい目先の欲望のためにお金を使ってしまうため、その程度しか返せなかったんです。

 

 

 

 

 

なんとか返しきったのは2年後。でも僕は本当にダメなやつでして、その間にもちょくちょく他から借りていました。借金が膨らんでもうどうしようもなくなった時、はじめて親を頼ったんです。厳格な父親ですから、殴られるだけでは済みませんでした。

 

 

「とりあえず片付けてやるが、全額返してもらう」そう釘を刺されたものです。

 

 

親に迷惑をかけてようやく目が覚めた気がしました。

 

 

今後のお金との向き合い方。……そうですね、財布にはいつも5万円以上入れておくことが、浪費癖を治す薬になるかと思っています。

 

 

え?と思うでしょ。財布に余計なお金を入れておいたらその分使ってしまうと。しかし逆なんです。

 

 

 

僕はお金に免疫がなさ過ぎた。社会人になり自由に使えるお金を手にした途端、遊んでしまったわけです。

 

 

でもそれはカード払いだったからだと思うんですよ。現金を持ち歩く習慣があれば、欲望に負けそうになった時にも、自分への戒めになって「これは家賃の分だから使えない」、「これは支払いにあてるから使えない」と、その都度考えることができると思うんです。

 

 

 

だから極力現金を持ち歩こうと思っています。

 

 

 

 

借金苦によって得た教訓は、「金は天下の回りもの」ではなく、使ったら使った分だけなくなり、もう戻っては来ないんだ、ということです。